現在はもちろん、10年以上前から会社員の方でも副業を行う方が多くなってきております。
現在ではネットビジネスでの副業だけでもさまざまな種類のものがあります。
私はたまたまネット物販の事を知り、自分にもできるのではないか?と根拠のない自信を持って始めることになりました。
結果的には副業から始まったビジネスの法人を設立し年商1億5000万円の売上を達成させるまで。
売上はそこまで要らないから、本業サラリーマンを継続しながら副業でも収入の柱として確立させたい。という方も多いです。
副業としてECビジネスを選んだ場合、
始めてみたいけど不安だなぁ。。
副業をやってみたいけど実際のところはどうなんだろう?
ECの世界ってなんなんだろう?
と思っている方たちのために少しでもこの記事でお役にたてれば幸いです。
EC(ネットショップ)とは?
ECとは
「Electronic Commerce」の略で、電子商取引と呼びます。
ECと呼ばれる場合、ネット通販、ネットショップなどがこちらに該当する。
ECビジネスやEC事業というと分かりずらいですが、簡単に言うとにネットショップ運営です。
インターネットを通じて商品やサービスを販売する仕組みのことです。
楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのモール型と、自社サイトを構築する独自ショップ型に分かれます。
モール型ECの特徴
- 初期費用が安く始めやすい
- 集客力が高い(モール自体のアクセスを活用できる)
- 出店審査があるため、信頼性も高い
自社ECサイトの特徴
- ShopifyやBASEなどを使い、独自ブランドで販売できる
- 自分で集客・広告を行う必要がある
- 利益率が高く、リピーターを獲得しやすい
ネットショップ副業を始める場合、まずはモール型からスタートし、慣れてきたら自社サイトを併用するのが効率的です。
副業と本業は両立できる?
ネットショップは、副業として始めやすいビジネスモデルです。
しかし、本業との両立を考えると 時間管理 と 作業効率 が重要になります。
副業を行うにしても、「どうせ副業だから」とか「私にはきちんと本業があるし」などとやらない理由を作り副業を疎かにしてしまい、サボってしまうのはよくありません。
同業者の方の例でいうとECを副業から開始して本業と副業を両立させていた人は相当の少数派です。
単純物販やせどりなど簡易的な販売であれば副業で長期間、両立させている人はいるのかもしれません。
しかし私の周りの例で言うと最終的にはECで独立していました。
10年間運営してきたなかで、いろんなタイミングでいろんな方が僕に興味を持ち「話が聞きたい」「教えて欲しい」と言われたことが数多くあります。
その多くの方の印象としては、興味があるけどこちらの話を少し聞いて結局はやらない。
と、いう印象の方がかなり多いです。
毎月少しでもいいからお小遣い分だけでも稼ぎたい。と、いう方は物販は向いていません。
理由は毎月ポケットマネーが5万・10万入ってくるというビジネス形態ではないからです。
ネットショップ副業が向いている人
- 本業の拘束時間が比較的短い
- 仕入れや発送作業を効率化できる
- コツコツ作業するのが得意
両立のコツ
- 受注や在庫管理を自動化するツールを導入
- 発送業務を外注化することで作業時間を削減
ネットビジネスは、正しい仕組みを整えれば副業と本業を両立させることが可能です。
物販ビジネスに蔓延る「稼げる」謳い文句に注意
ネットショップや物販副業は人気があるため、「誰でも稼げる」「在宅で月収100万円」などの甘いキャッチコピーが多く出回っています。
よくある危険な情報
- 誰でも簡単に!
- 1日30分の作業で楽々収入
- あっという間に月の収入が100万円
こういった高額な情報商材で謳い文句があるものはすべて嘘です。誰でも簡単に、というのはあまりにも大袈裟です。
基本的に人は楽をしたい生き物なので、このような謳い文句に乗せられてしまうかもしれませんが怪しいモノには近づかないでください。お金だけ無くなります。
正しい方向に標準を合わせ、それを愚直に継続する。
うまくいくためにはこれしかないです。
ある程度軌道にさえ乗ってしまえば毎日数時間程度の確認作業だけになることもあります。
かなりサボり気味になっても売上だけは毎日上がっている状態ですが、本格的にサボると痛い目に合います。
ネットショップ副業を始める際は、信頼できる情報をもとに慎重に判断することが重要です。
最初は副業のつもりでも両立か独立か
最初は「副業としてネットショップをやってみよう」と始めても、売上が伸びてくると独立を考えるケースが多いです。
副業を開始するときには軽い気持ちで始めたとしてもそれが軌道に乗れば本業を辞める人が大多数と感じます。
両立されている人というのは副業での収入が少ないか、あまりうまくいってない場合もあります。
ネットビジネスの場合、圧倒的に自由度が高く普通のサラリーマンの収入も超えることが多いので会社員をやる意味がなくなり辞める人が多いです。
月に5万程度のポケットマネーだけの副収入でいい。と、始めたけどもそのポケットマネーが50万や100万になってくれば毎日通勤して会社に行く意義も薄くなります。
ですが本当に安定を求めるなら会社に勤めながら副業として続けるべきです。
求めるモノが何によるかで変わりますよね。
安定なのか自由なのか。
人にとって価値観が違うのでその基準はお任せします。
副業から独立に成功した人の特徴
- 利益率の高い商材を扱っている
- 集客チャネルを複数持っている
- 税務や在庫管理を仕組み化している
独立を考えるタイミング
- ネットショップの利益が本業収入を上回った
- 副業にかける時間が増え、本業に支障が出ている
- ネットビジネスに将来性を強く感じる
副業で基盤を作り、軌道に乗ってから独立を検討するのが安全です。

ECと既存商売との比較ポイント
項目 | ネットビジネス | 実店舗ビジネス |
初期費用 | 数万円〜 | 数百万円〜 |
集客方法 | SEO・SNS・広告 | チラシ・立地依存 |
営業時間 | 24時間 | 営業時間に制限あり |
顧客データ | 取得しやすい | 難しい |
ネットビジネスの可能性
ネットショップと実店舗飲食店の経営とを比較してみます。
※実際に飲食店を副業で行う人は少ないですが飽くまで比較例です。
例)実店舗ビジネス 飲食店
飲食店であれば最大席数が決まっております。
仮に4人テーブルが10席あると想定します。
お客さんの滞在時間は1時間半・回転率100%・客単価3000円と仮定。
営業時間は夜の17時~22時までと仮定。
どんなに繁盛店でも毎日のように全席埋まり、毎日の回転率100%ということはほぼありませんが最大値を求めてみます。
(客単価)12000円×(回転率)約3.5×(席数)10席=420,000円
これがこのお店の1日での最大売上天井の数字です。
例)ネットショップ
次にECの場合の例です。
ECの場合は席数と営業時間と回転率の概念がありません。
正確には商品の在庫にも限りはありますが、もし商品が売り切れても再仕入れをしている状態で商品販売は可能です。
営業時間は24時間365日営業中です。いつでもお客さんは商品の購入ボタンを押すことが可能です。
当然回転率などはありません。
飲食店であれば通常日と繁忙日で2倍や3倍の売上の違いはありますが、1日での最大売り上げは420,000円と固定されてしまいます。
しかしECであれば最大売り上げの数字は青天井です。(※仕入れにお金をかかりますが)
商品の在庫があればどれだけでも売上をあげることが可能になり、通常日と繁忙日での売上の差が10倍や20倍違うことがあります。
しかも20倍売れたからと言ってかかる人件費やコストは変わりません。
(実際には販売手数料や商品発送費は売れた分だけかかります)
ネットビジネスと飲食店ではビジネス形態が違いますが、比較として今回は例に出しました。
ECに限らずネットビジネスの世界は売上限界値の天井はほぼありません。
これはWEB上でのビジネスの大きなメリットと言えます。
ネットビジネスの可能性は無限大
ネットビジネスは年々市場が拡大しており、今後も成長が見込まれています。
ネットショップ市場の拡大
経済産業省のデータによると、国内のEC市場は年率5〜8%で成長しています。
特にスマホ利用者の増加やSNS経由の購買が伸びており、副業としてもチャンスが広がっています。
成功のカギは差別化
- ニッチな商品や独自ブランドを展開する
- 顧客データを活用しリピート率を高める
- SNSや広告を活用して効率的に集客する
「どこで差別化するか」が成功するかどうかを左右します。
まとめ|ネットショップ副業を始めてみよう
副業をやった方がいいかどうかでいえば、確実にやった方がいいです。
やってみてダメだったとしてもなんてことはありません。
全然難しく考えることはありません。
まさか自分がそんなことができるわけがない!と、思っている人は大勢いるかもしれませんが、実際に経営してみるとなんてことはありません。
私は特殊能力などなにもない状態で1から作ることができました。
ネットショップ副業は、低リスクで始められ、将来的な独立も視野に入れられる魅力的なビジネスです。
まずは小さな一歩から始めて、少しずつ経験を積むことが成功への近道です。
- まずはECの仕組みを理解する
- 本業と両立できる副業モデルを選ぶ
- 正しい情報をもとに戦略を立てる
行動を起こした人だけが、ネットビジネスの可能性を手にできます。

今回は以上です。