【ECビジネス10年の振り返り】個人事業から法人年商1.5億円までの道のり

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この記事を書いた人

・EC事業の経営者
・EC企業を2社設立
・年商1億5000万円を4年間継続
・現在はブログを書いてます

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筆者はサラリーマン時代、副業としてECビジネス(物販)を始め、個人事業を経て法人化し、最終的には年商1億5000万円を達成しました。

特別な才能があったわけではありません。同業者の中には年商5億円、10億円といった大きな成果を出す方もいました。一方で思うように売上が伸びず、撤退してしまった人も少なくありません。

本記事では筆者がどのようにしてビジネスを成長させたのかその経緯を振り返ります。そして、「成功とは何か?」について、筆者なりの考えもお伝えします。

副業から独立へ:ECビジネス初期

副業として始めた当初、初月の月商は約80万円。半年後には月商250万円まで成長し、そのタイミングで本業を退職しました。

当時はひたすら売れる商品をリサーチし、取り扱い商品の種類を増やすことに専念。自宅で一人で作業する毎日でしたが、コンサルを受けていたため不安は少なくむしろ「会社から独立して自分だけで稼いでいる」という優越感すらありました。

個人事業主として年商4000万円

増えすぎるライバルと激化する価格競争

当時はレディースアパレル、DIY商品、車用雑貨、充電器などジャンルを絞らずに何でも販売していました。

しかし時間が経つにつれてライバルが急増。感覚的には競合が3倍ほどに増え価格競争が激化し、利益が減少していきます。

そこで筆者は差別化を図るため、オリジナル商品(プライベートブランド)の販売を開始しました。過去の経験から、壊れにくい・輸送しやすい・利益率の高い商品を選定し、特定ジャンルに絞って展開していくことに。

この頃から広告運用やセールスコンテンツ、顧客満足度向上についてなどの運営に関わることを学び、年商は4000万円に到達しました。

事業を法人化し年商7000万。しかし赤字。。

法人化後は販売モールの多角化を進め、広告運用や販売手法を工夫しました。しかし、新規参入先の競合は強者揃い。

・広告費の費用対効果が出ない

・レッドオーシャン市場への参入

・対策の失敗による商品ページ作り直し

結果として、年商7000万円を達成しながらも赤字決算という厳しい現実に直面しました。

転機となった「商品ページ改善」

そんな時に新たに受けたコンサルの助言で「最大の課題は商品ページの訴求力不足」だと気づきました。

セールスコンテンツを学び、ページ改善を徹底的に行った結果、売上は大幅にアップ。これを全商品に展開したことで、法人3期目には年商1億5000万円、過去最高の経常利益を出すことができました。

特に意識したのは、ユーザー視点で商品ページを見ること。販売者である自分自身が「この商品が欲しい」と思えるページ作りに徹しました。

広告費に大金を使ったり、SEO対策が万全な状態でアクセス数を大幅に上げることができても、

ランディングページがダメならすべてが無駄になる可能性があります。

すべてが無駄は言い過ぎかもしれませんが、そのくらい重要な部分です。

大きなきっかけと周りの方のサポート、そして学んだことを愚直に実践したことと運も重なり年商1億5000万円を達成し、法人3期目は大幅な経常利益を出すことができました。

筆者が学んだこと

・ランディングページの完成度が売上を左右する

・広告やSEOに投資しても、ページが弱ければ成果は出ない

・成功は一度で終わらせず、継続して成果を積み重ねることが重要

成功と失敗について思うこと

事業が成長していく過程は楽しいものです。しかし、本当に成功した人ほど「運が良かった」と謙遜し、努力と継続の重要性を理解しています。

一時的に大きな成果を出しても、それを継続できなければ意味がありません。実力だと勘違いしてしまった人は、往々にして大きな失敗をします。

成功や失敗の定義は人それぞれですが、歩みを止めず挑戦し続けた人が最終的に強いと筆者は考えます。

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