「仕事をする」と意識すると変に力が入ってしまい、それがパフォーマンスに影響がでてしまうことがよくあります。
私自身は労働・働くということ自体は実は嫌いなわけではないです。
ですが「労働する・働く」という意識の元に動くことは嫌いです。
仕事だから頑張らないととか、ミスを恐れて動くが鈍くなってしまうなどと、余計な力が入ってしまい、意識すればするほど空回りしてしまう。
そんなことってありますよね。
今回は労働する意識を持たない方がいい結果になりやすい理由、意識の違いによる労働に対する思いなどについて私なりの解説をしてみます。

仕事意識とその変化

労働するという意識がある場合
仕事に就いてもどうしても続かない。
正社員として会社に属せば大丈夫だろう。と思っても結局長く続かない。
実際には同じ動き方をしていたとしても、「労働する・働く」という意識があると、どうしても労働させられている・働かされている。
仕事を辛いモノと感じて苦手意識を持ってしまうのはこのように自分で意識してしまうからかもしれません。
このように「働かなければならない」という義務感が強いと、毎日の仕事が苦痛になります。
義務感が先行すると、やりたくないことでも無理にやってしまい、心身が疲弊します。
労働意識が生むストレスの仕組み
「働く=苦しい」という固定概念があると、何をやってもストレスを感じます。
心理学的には、自分の選択で動いている感覚がないと、モチベーションも下がることがわかっています。
仕事している意識を変える方法
成果意識に切り替える
自発的に動く場合は「働いている」と「労働している」という意識がまったくないことがあります。
そのような場合は嫌だなと思うこともなく、自分の意志で動いていることになります。
自分の意志で動くことによって、強制力が消えて自然な状態で働くことができるためそれがいいパフォーマンスに繋がるパターンが非常に多いです。
作業や業務内容に違いはあれど、仕事という点に関してであればやることはそこまで変わりはありません。
なので、仕事を「時間を消費する労働」ではなく、「成果を生み出す行動」と捉え直すと、意識が大きく変わります。
趣味や感覚と同じように仕事を捉える
趣味を楽しむときの感覚で仕事に向き合うと、義務感やストレスが減ります。
- 興味を持って取り組む
- 小さな達成感を楽しむ
意識変化へのステップ
自己責任である意識
個人事業・会社経営は誰かのアドバイスを参考にすることはあっても最終的には自分の判断ですべてを決めることになります。
経営者のほとんどが、自分で判断してものごとを決めていますし、自分で判断することが好きです。
自分の判断で進めるということは、自己責任になります。
自己責任にはなりますが、失敗しても誰かに怒られることはありません。
そもそも失敗してなんぼの世界なので、それに気付き次第にすぐに軌道修正すればいいだけの話です。全然難しくありません。
仕事の成果は自分の行動に依存する、という意識を持つことが大切です。
他人や会社のせいにせず、自分がコントロールできる部分に注力します。
小さな行動から変化を体感する
意識を変えるには小さな行動の積み重ねが必要です。
- 15分だけ集中して作業する
- 今日できる改善点を1つ実行する
意識改革の実践
日常でできる具体例
- 作業をToDo化して可視化
- 達成したら自分にご褒美
- 難しい仕事も「挑戦」と捉える
その仕事が自ら動き自発的に行っているのか、それとも他人から指示されたことを実践するのかでまったく意識が変わってきます。
もっと言うと「それは自分の判断で決めることができるかどうか」
これは意識改革するにあたって重要なことです。
当然ですが、組織に属していると自分の判断ではなく上司に指示を仰ぐことがほとんどです。
なにか問題が起こった時の責任も取りたくなかったり、「なぜ事前に報告しなかったのだ?」と叱咤されるくらいならそうします。
ただし事前に「このようにやりたいと考えておりますが、いかがでしょうか?」と伺いを立てることはできるはずです。
これであれば完全に他人からの指示ではなく、自分の考えに沿ったやり方で行うことができるため、より自発的に近い行動になります。
習慣化するためのコツ
- 毎朝10分だけ行動計画を立てる
- 1日の終わりに反省と改善をノートに記録する
- 小さな成功体験を積み重ねる
仕事に対する意識の違い
会社員意識と起業家意識の違い
労働している・働いている。という意識があるとやはり楽しいと思うことはほとんどありません。
強制力があったり、人の指示のもとで動くことになるからです。
自分のためなのか他人の会社のためなのか。という意識の差も大きいです
直接的に自分のため・家族のため、となると人は躍起になって動きます
- 会社員:与えられた仕事をこなす
- 経営者:目的に沿った成果を自分で作る
この意識の差が、ストレスや自由度に大きく影響します。
感覚としての仕事の捉え方
仕事も趣味も「取り組む行動」として捉えると、精神的負荷が減ります。
成果と楽しさを結びつけることが意識改革のポイントです。
このブログ執筆やネットショップ運営の時も、当然誰かに強制されて始めたわけではありません。
自分にもできるのではないかな?と感じて自ら行動を起こし、継続していることです。

強制力がないことで、自発的に動くようなことであれば何でもできるのではないかと?
個人で働くようになって初めて気付きました。
趣味も遊びも、つまらないなあと感じたら、やらなくなります。
でも仕事だとそうはいかないと思ってしまいます。
趣味や遊びであれば、自分に合わないと感じた時にすぐに辞めるのに、大抵の人が仕事だと辞めることに対して躊躇してしまいます。
自分に合わないなと思っているのであれば同じ会社内であれば部署移動を申し出ることもできます。
人には向き不向きがあるので、営業部は向いてなくても、経理部は向いてるかもしれません。
それがダメなら辞めて他のことをした方が効率的です。
得意なことや自分にもできることが見つからないから悩んでいるだけで、実はなにも無いと思っていても必ず得意なこと・好きなことは誰しも持っています。
まとめ|仕事に対する意識の仕方
意識を変えるメリット
・ストレスが減る
・自分で行動をコントロールできる
・小さな成果から自己肯定感が高まる
自発的に行動出来るかどうかが、意識の元になっているかもです。
行動に落とし込むポイント
・今日できる小さな行動から始める
・成果に焦点を当てる
・自分の感覚で楽しみながら取り組む
個人事業でも会社員でも、自らの意志で行動することができれば他人からの強制ではなく自分の意志からくる行動になるため苦でなくなり、むしろ楽しいとさえ思ってくるはずです。
ぜひ参考にしてください。
今回は以上です。
